⏱ 先に結論
- お薬手帳や薬の袋に書かれている名前から探してください
- 同じ薬に、商品名と成分名の2つの名前があります
- どちらでも引けるように、両方を載せています
- 🚨 同じ成分の薬を、重ねて飲まないでください
- 商品名が違っても、成分が同じことがあります
- 🚨 薬を変える・やめる判断は、処方した医師にご相談ください
- こんな方に向けたページです
- 処方された薬が何の薬か分からない方
- 「この薬は依存しますか」を知りたい方
- 眠れないときの記事に出てくる薬の名前を確かめたい方
- 眠れないときに、薬より先にできることをまとめています
- 💡 成分名で調べたいときは、医療用医薬品の添付文書情報(PMDA)で引けます
- PMDA(Pharmaceuticals and Medical Devices Agency・医薬品医療機器総合機構)が公開しているものです
その前に:薬には名前が2つあります
- 同じ薬に、2つの名前がついています
- 商品名=製薬会社がつけた名前
- 例=ベルソムラ
- 成分名=薬の中身そのものの名前
- 例=スボレキサント
- 商品名=製薬会社がつけた名前
- ジェネリックは、成分名がそのまま薬の名前になっていることが多いです
- 例=「ゾルピデム酒石酸塩錠」=マイスリーと同じ成分
- ∴ このページでは両方を載せています
- お薬手帳や薬の袋の名前で探してください
- 同じ薬に、商品名と成分名の2つの名前があります
- 🚨 同じ成分を重ねて飲まないための確認のしかたも、そちらにあります
タイプと薬の名前
- オレキシン受容体拮抗薬
- 「起きていよう」とする脳の信号をやわらげます
- 自然な眠気に近い形で眠くなり、依存や翌日のふらつきも少なめとされています
- ⚠️ 悪夢・異常な夢を見ることがあると報告されています
- 🚩 「最近は最初に選ばれることが多い」とよく言われますが、処方の実際の傾向は確認できていません
- ベルソムラ(スボレキサント)
- デエビゴ(レンボレキサント)
- クービビック(ダリドレキサント)
- 「起きていよう」とする脳の信号をやわらげます
- メラトニン受容体作動薬
- 体内時計にはたらきかけるので、効き方はおだやかです
- すぐには効かず、数週間かけて整うことがあります
- リズムのずれが関係する不眠に向きます
- ロゼレム(ラメルテオン)
- メラトベル(メラトニン)── 小児に使われる薬です
- 体内時計にはたらきかけるので、効き方はおだやかです
- 非ベンゾジアゼピン系(Z薬とも呼ばれます)
- 脳のはたらきを抑えて眠らせる薬で、寝つきに効きます
- 短期間・必要なときに限るのが原則です
- ⚠️ アモバン・ルネスタは口の中が苦く感じることがあります
- マイスリー(ゾルピデム)
- アモバン(ゾピクロン)
- ルネスタ(エスゾピクロン)
- 脳のはたらきを抑えて眠らせる薬で、寝つきに効きます
- ベンゾジアゼピン系
- 同じく脳のはたらきを抑えますが、非ベンゾジアゼピン系より広く作用します
- 効いている時間の長さで種類が分かれます(寝つきが悪い方向き/途中で目が覚める方向き)
- ⚠️ 長く使うと、やめにくくなります
- 🚨 高齢の方では、ふらつき・転倒・物忘れに注意が必要です
- ハルシオン(トリアゾラム)
- レンドルミン(ブロチゾラム)
- サイレース(フルニトラゼパム)
- ユーロジン(エスタゾラム)
- ドラール(クアゼパム)
- デパス(エチゾラム)── 同じはたらきの薬で、もともとは不安をやわらげる薬です
- 同じく脳のはたらきを抑えますが、非ベンゾジアゼピン系より広く作用します
- 抗ヒスタミン成分(睡眠改善薬・薬局で買えるもの)
- アレルギーの薬の「眠くなる」副作用を利用したものです
- ⚠️ 一時的な使用を想定したもので、続く不眠には向きません
- だんだん効きにくくなり、翌日に眠気が残ることがあります
- ドリエル・ナイトール(ジフェンヒドラミン)
- アレルギーの薬の「眠くなる」副作用を利用したものです
- ここに無い名前もあります
- 分からないときは、薬剤師か処方した医師に確認してください
よくある質問
- 「依存しますか」
- ⚠️ ベンゾジアゼピン系・非ベンゾジアゼピン系は、長く使うとやめにくくなります
- オレキシン受容体拮抗薬・メラトニン受容体作動薬は、その点が少ないとされています
- 「一生飲み続けることになりますか」
- そうならないように、生活の整えと組み合わせて、減らしていくのが基本です
- → 眠れないとき(薬より先にできること)
- 🚨 「効かないので自分で増やしていいですか」
- 増やさないでください
- 効かないこと自体が、別の原因のサインであることがあります
- 睡眠時無呼吸・うつ病など
- → 受診したほうがいいサイン
- 「効いているのでやめたい/急にやめていいですか」
- 急にやめると、かえって眠れなくなることがあります
- 減らし方は、処方した医師と相談してください
次に読むもの
- 眠れないこと全般について → 眠れないとき
- 高齢のご家族が飲んでいる方 → 高齢の方が薬で気をつけること
最終確認 2026年7月28日 | 新しい薬が出ることがあります | この記事は一般的な情報です(ご利用にあたって)