⏱ 先に結論
- 🚨 危ないかどうかは、熱の高さでは決まりません
- 🚨 見るのは3つです ── 意識・呼吸の速さ・血圧
- 🚨 熱に加えて「首を前に曲げにくい」があれば、その場で119番です
- 🚨 押しても消えない赤い斑点が出たら、その場で119番です
- 「熱が高いから危ない」でも「熱が下がったから安心」でもありません
- こんな方に向けた記事です
- 家族が熱を出していて、受診の時間帯を迷っている方
- 熱はそれほど高くないのに、様子がおかしいと感じている方
- 解熱剤で熱が下がったが、ぐったりしている方
- この記事を読むと分かること
- 熱の高さより先に見るもの
- その場で119番する組み合わせ
- 翌朝まで待ってよいかの目安
熱の高さより先に見る3つ
- 💡 日本感染症学会は、感染症が疑われる方でこの3項目を見るとしています
- 意識の変容 ── 受け答えがいつもと違う・話がかみ合わない・呼びかけへの反応が鈍い
- 呼吸数が1分間に22回以上 ── 胸の動きを15秒数えて4倍します
- 上の血圧が100以下 ── 家庭用の血圧計で測れます
- 🚨 2項目以上当てはまれば、敗血症の可能性があります
- この3つは、熱の数字とは別に動きます
- 38度でも危ないことがあり、40度でも落ち着いていることがあります
その場で119番する組み合わせ
- 🚨 熱 + 首を前に曲げにくい
- 髄膜炎では、項部硬直(首の硬さ)・頭痛・嘔吐を伴う急性の髄膜炎が起こります
- あごを胸につけようとして、痛くてできない・つかない
- 🚨 熱 + 押しても消えない赤い斑点
- 髄膜炎菌の感染では、突然の発熱・頭痛・意識障害・けいれん・紫斑が起こります
- 確かめ方 = 透明なコップの底で押しつけて、色が消えるかを見ます
- 押しても消えないなら、皮膚の下で出血しています
- 🚨 熱 + けいれん
- 🚨 熱 + 意識がおかしい
- 🚨 突然の高熱そのものも、消防庁の119番の目安に入っています
進む速さ
- 髄膜炎菌の感染は、有効な治療をしても致死率は約10%です
- 数時間で状態が変わることがあります
- ∴ 「朝まで様子を見る」の判断は、この2つが無いことを確かめてからにしてください
翌朝まで待ってよいか
- 上の3項目がどれも当てはまらず、首も柔らかく、発疹も無いとき
- 水分がとれているなら、翌日の受診で構いません
- ⚠️ 次のときは、その日のうちに受診してください
- 水分がとれない
- 尿が半日以上出ていない
- 日ごとに悪くなっている
- 4日以上熱が続いている
- 💡 迷ったときは #7119 に電話して構いません → 救急車を呼ぶかどうか
解熱剤の扱い
- 熱を下げること自体は、体を楽にするためのものです
- 🚫 熱が下がったことを「良くなった」の根拠にしないでください
- 薬で下げているだけで、原因は変わっていません
- 薬で熱が下がっても、ぐったりしている・受け答えがおかしいなら、そちらを優先してください
次に読むもの
- ほかの症状で救急車を呼ぶかどうか → 救急車を呼ぶかどうか
- 激しい頭痛がある → 経験したことのない激しい頭痛のとき
最終確認 2026年8月29日 | この記事は一般的な情報です(ご利用にあたって)